| はるかな太陽光線の青を奪ったのは空の色。 はるかな太陽光線の赤と混じるのは空の色。 天空にほど近い聖なる山にそびえる像は、 空の色を吸い込む色。
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| | ネムルート・ダアゥ山頂西側 【クルディスタン】 |
| バスターミナルに降り立って空を見上げて一目でわかった。 この町の人はきっと優しい。 |
| | シャンルウルファ町のバスタミナル 【クルディスタン】 |
| それにしても、すごい雲だった。 空と大地の狭間にもう一つの雲の世界。 |
| | カルス町を発つ遠距離バス 【クルディスタン】 |
| 煩わしい俗世からの解放。 天に吸い込まれそうな絶対観念。 |
| | トラブゾン郊外スメラ岩窟修道院 【トルコ】 |
| お日さまのニオイのしみ込んだタオルは、 好きなんだ。 |
| | サフランボル町公衆浴場ハマム 【トルコ】 |
| まだまだ、みんなが知らない色を、 秘密のキャンバスは、隠し持っているのだ。 |
| | ヒッタイト帝都ボアズカレ村 【トルコ】 |
| 灰色の世界が、にわかに色づいた。 幾重にも重なる雲と大地の隙間から太陽が顔をのぞかせた、 ほんの数十秒のことだった。 |
| | カッパドキアの薔薇の谷 【トルコ】 |
| 本当にきれい。 これを汚いと思うように仕組まれた脳みそを、 持っていなくてよかった。 |
| | シルクロードの旅の帰国便 |
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