2008年シルクロード バックパッカー向け情報拠点、安宿 (その4)
 トルコ
 
 
 トルコ
■シャンルウルファ
ウグルオテル 県庁から目抜き通りアタテュルクブバリを南下し3分、安宿街の左側
 トリプルを1人で15L(約1000円) 共同トイレシャワー、エアコン 飲料水サービス 英語可、日本語ガイドブック
 値引き前は25Lだったがオフシーズンでかなりの値引きがきいた。他に安宿を3軒回ったが、ここのスタッフがもっとも感じが良かった。部屋、トイレともにとても清潔。シャワーのお湯は24時間。ホテル脇に名物料理ラフマジュン屋が軒を連ねている。サロンにはロンプラや歩き方のコピーの他、観光パンフが多数置いてあり便利。ちなみにトルコでは部屋をどのように使っても1人分の料金しかとらないことが多くトリプルを広々使えた。
 
■マラティヤ
オテルメルケズ 中央モスクのジャメパクトゥンの南西に延びる道を2分右側
 シングル15L(約1000円) 最安値 好立地 観光案内所近く
 観光案内所※でボランティアガイドをしている日本語勉強中のオスマン青年(2010年現在は兵役中)に紹介してもらった安宿。ベッドが小さな個室を占領している。寒いのでテレビはいらないからヒーターが欲しいところ。シャワーは蛇口のお湯を桶に溜めて掬って体にかけるタイプ。旅行人に掲載されている観光案内所の電話番号は変わっているので下記※参照。連れ込み宿だが、一般客には気遣いしてくれている。
 (※)マラティヤの観光案内所について
 町の目抜き通りキョイガラジからモスク(ジャメパクトゥン)塔を目指して歩くと中央公園に出る。案内所は公園敷地内で看板あり。と言っても案内オフィスがあるわけではなく、同敷地内のVIPカフェ周辺に金髪ロン毛ヒゲ禿ジーパン姿でエロい怪しいエージェント「Mr.ケマル(英語可)Kemal ANIL」が出没するというだけ。いない時はカフェスタッフが彼の行方を知っている(たいていそこら辺のオヤジと公園周辺で群れている)。
 ホームページ www.touristimformationmalatya.blogcu.com
 E-mail:Kemalmalatya@hotmail.com(@を半角) Tel:0535 760 5080(国外からは頭に09)
 
■カルス
Bizim Otel & Lokanta カズィムパシャジャデシ264番地 電話0474-212-2284
 シングル15L(約1000円) 共同トイレシャワー、アメニティ ネット可能 食堂へ移設
 アニ遺跡観光の拠点になる町。部屋はせまいが大変清潔。フロントでLANケーブル利用可。スーパーや銀行が近くにあり便利。個人のツアーエージェントのジェリル氏(携帯0532- 226-3966)はアニ遺跡ツアータクシーを1台80リラで斡旋しているが、町の観光タクシー相場は往復50リラ(2〜3hの待ち時間込み)。人数を集められるのであれば、アニ ツリズムというバス会社の前にたむろしているタクシーを使った方が安上がり。またはアニまで一本道なのでレンタカーという手もある。
 
■サフランボル
バストンジュパンスヨン 中央広場から少し坂を下ったキャラバンサライ周辺に案内板多数
 ドミ15L(約1000円) 朝食5L、夕食7L ネット可能、日本語書籍等 ツアーあっせん
 ガイドブックに掲載されている日本人に人気の宿。もともとは杖職人の家で、現在だが手慣れたホテル。部屋や家屋全体の雰囲気はとても良いのだが、ドミには電源が1つしかない。共同シャワートイレはやや不便。庭にはイチジクの樹。日本語を話す若おかみには、2008年現在1歳になる子どもがいる。また日本語の宿帳(情報ノートではない)に書き込み多数。近郊ツアーなども人数が集まれば主催している。
 
■ハットゥシャシュ(ボアズカレ)
ハットゥシャシュペンションHOTELBAYKAL TEL0090-364-452-2013 ホームページ 旅行人
 シングル15L(約1000円) アメニティ レストラン併設、朝食6L 英語可、各種観光情報
 近隣では最安宿。オーナーはぶっきらぼうだが英語堪能で誠実。ハットゥシャシュ遺跡周辺の案内図コピーがもらえる。冬は極寒で室内の息が白む。ヒーターは5 リラ。ボアズカレ村のセンタード真ん中にあり、ATMと銀行・パン屋・商店・郵便局・ロカンタ・チャイ屋はいずれも徒歩30秒以内。他に宿は3件で、アシコールホテルはタクシーを無理やり斡旋したり平気で嘘をついて他の宿の営業妨害をしている観光スレの元凶。スングルル町のオトガルにいるタクシーはこのホテルの差し金なので注意。ヤズルカヤ遺跡への道を3キロほど行った村はずれにあるKALEホテルは小奇麗で朝食付30リラ。キャンプ場も有している。その手前のバシュケントも同様。遺産の多くはアンカラ博物館に所蔵されており、ここには何も残っていない。オフシーズンは本当に人がいないので、タクシーやみやげ物屋などは強引な値引きにも応じる。ここ から北のスングルル町まではタクシー45(相場40)→30リラ、南のヨズカット町までは120(相場90)→45リラまで値下げ(2008年冬)。
 
■ギョレメ(カッパドキア)
パラダイスケイブス TEL+90-384-22-48 上記アナトリアペンションの隣、旅行人
 ドミ10L(約700円) ヒーター、アメニティ、お茶 WIFIネット可能 ツアーあっ旋
 カッパドキア観光の中心であるギョレメ村にはペンションが乱立しており、値段は同じで12.5〜15リラ(朝食込)。 交渉は朝食抜きだと決まって10リラ。どこもツアー会社と提携しており観光情報には溢れている。2008年11月、他に比べ圧倒的に人が多かったのは、シューストリングスShoestringsとトラベラーズTravellers。トラベラーズには日本語の書籍が多数。パラダイスはちゃっきりした中年韓国人女性がオーナーのペンションで、韓国人旅行者が多い。居心地の良いサロンがあり、ドミも温かく広々して いる(他はベッド数が多く手狭)。コリアン朝食(写真右下)はボリュームもあり美味。その他、希望があればカ レーやビビンパなど特別メニューにも応じてくれる。シューストリングスやトラベラーズより立地や設備は劣るが、人が少なく(冬)、その分のんびりしており、融通も利く。深夜ドミにネズミが出没するので食料は冷蔵庫などに保管してもらう方が良い。もちろん夏場はどのペンションも混む。朝はお湯の出が悪いのが難点。  
 
■パムッカレ
ムスタファモテル 石灰棚入口、バス停付近より観光店の続く通りを町の方へ徒歩1分左側、旅行人、歩き方
 ダブルを1人で14L(約950円) 室内シャワートイレ、アメニティ 英語可、日本語書籍、WIFI チケット手配、レストラン
 居心地の良いサロンあり。レストランでは日本食も食べられるがやや高め。パムッカレは英語、日本語、韓国語の看板を掲げる観光関係の店に溢れている。オーナーの息子ムスタファジュニアは英語堪能。バスの到着時刻にターミナルのある街デニズリまで車で出向き、客引きをがてらパムッカレ村まで連れ帰るので便利。宿泊をしないでその日の夜行で移動する場合も荷置き等に応じてくれる。併設のチケットオフィスでチケットを買うと、デニズリまでのセルヴィス(送迎)あり。ネットは宿泊客無料で日本語書き不可。
 
■イスタンブール
Tree Of Life (外部HP
 トミ7ユーロ(約1000円) 日本人専用、書籍多数 キッチン、冷蔵庫 ネット、WIFI
 イスタンブールでもっとも有名な日本人宿。旅行に必要なものは何でもそろっている。常に混雑しており、ベッドがないときは共有スペースで雑魚寝することも。キッチンはフリー食材、調味料、調理器具が充実している。あまり清潔とは言えない。その時の客質によっ ては居心地が大きく変わる。欧州・アフリカ・アジアを旅してきた人たちの交差点であり情報交換も活発。そしてなんといってもイスタンブールでは最安クラス。
 
ページトップへ
旅の知識へ戻る
inserted by FC2 system