紀行写文 シルクロード横断2008 『悠々悪食紀行』 4.沙漠に沈んだ時代
  第2集 ウズベキスタン(タシュケント、リシュタン)
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首都タシュケントのロマノフ宮殿:ウズベキスタン
 
昼の光が照らすのは、そのものの持つ昼の顔。
   夜の闇が照らすのは、そのものの持つ夜の顔。
顔が変わるんじゃなくてさ、もともと二面性があるんだと思う。
 
首都タシュケントの福音教会:ウズベキスタン

 
整然としたたたずまいの巨大な教会だった。        これを作ったのは 自然でもなく、神様でもなく、
人自身の信仰心に他ならない訳で…。         イスラム建築の林立するこの街中でそんなこと
を考えると、どうもわたしは           うすら寒い気分になるのだ。
  
ファルガナ盆地へのバイパス:ウズベキスタン
荒涼とした渓谷地帯に続くバイパスを、乗合タクシーは時速140キロで駆け抜ける。
  風景が想像を超える勢いでクネクネと移り変わる。
      まるで荒野のサーキットコースを走っているようで、爽快だった。

 
 
コーカンド町夕暮れの公園:ウズベキスタン
 
 
 
 
写真を撮られるのは嫌いじゃないけど、
  カメラが向いたら緊張しちゃう。
  カメラを下ろしたら表情が緩むんだよなぁ。
   そこで一発不意打ちをかませば、
      撮りたい表情がはじめて撮れる。
 
リシュタンの町:ウズベキスタン

 
夕暮れ時、
乾燥した空気が夕日に照らされる。
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